肌質と紫外線を浴びる時間から化粧品を選択
日焼け止め化粧品には、SPFやPAといった表示があり、あなたのスキンタイプと紫外線を浴びる時間によって選択する必要があります。SPFはサンプロテクション・ファクターの頭文字をとったもので、数値が大きい化粧品ほど紫外線のB波(UVB)を防ぐ効果が高いことを意味しています。 PAはプロテクション・オブ・グレード・オブ・UVAの略で、紫外線のA波(UVA)を防ぐ効力を示しています。SPFが数値で表されているのに対して、PAは+(効果がある)、++(かなり効果がある)、+++(非常に効果がある)の3段階表示となっています。 これらを踏まえ、効果が高いものほどいいのかというと、そうでもありません。紫外線防止効力が高い化粧品ほど、肌荒れを招く原因となる紫外線吸収剤を多く含んでいます。紫外線吸収剤は、紫外線をいったん吸収した後、それを熱エネルギーに変換して外へ放出するものですが、人によっては肌がかぶれる恐れがあるため注意が必要です。 自分の肌質と紫外線を浴びる時間から適切な化粧品をセレクトしましょう。
日焼け止め化粧品の選び方 | ||||
項目 | 買い物等で街中を1時間程度歩く | 公園で3時間程度スポーツする | 海や高い山などで一日中遊ぶ | |
肌質T | SPF | 10〜20 | 30 | 50〜 |
PA | + | ++ | +++ | |
肌質U | SPF | 10 | 20 | 30〜50 |
PA | + | ++ | +++ | |
肌質V | SPF | 5〜10 | 10 | 20〜 |
PA | + | + | ++ |
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